ゴールデンウイークの家族の過ごし方ランキングでは夫婦より子供が優先!?妊婦はどうなる?

ゴールデンウイークの家族との過ごし方は夫婦より子供を優先させる人が多そうですが、ランキング的にはどちらが上位でしょうか?それを参考にして今年のゴールデンウイークの過ごし方を考えてみようと思います♪また妊婦の方や、ひとりの方の意外な楽しい過ごし方も考えたいと思います♪

5月1日(水)は今年(2019年)限りの祝日の日?

ご存知の通り、今年は4月30日を以って元号(平成)が変わります。そして、翌日の5月1日は現皇太子徳仁親王の天皇即位及び改元当日となるため、今年限りの祝日となります。

すると・・なんと!・・お休みが一気に増えることとなりました♪

なぜなら、祝日に挟まれた平日は休日となる祝日法の規定が見事にハマり

29日(月/祝日・昭和の日)と5月1日に挟まれた平日の4月30日及び、5月1日と5月3日(金/祝日・憲法記念日)に挟まれた平日の5月2日が休日になるんですね。

そうすると、どういうことになるかと言うと・・・

4月27日(土)・28日(日)・29日(月/祝日・昭和の日)・5月3日(金/祝日・憲法記念日)・4日(土/祝日・みどりの日)・5日(日/祝日・こどもの日)・6日(月/祝日・振替休日)の例年通りの土・日・祝日があって

更に、4月30日(火)・5月1日(水)・2日(木)の3日間も今年限りのお休みとなります。

ということは、4月27日(土)から5月6日(月)までの10連休になるんですね。

ゴールデンウイークの家族の過ごし方は?

そんな特別な祝日となる今年のゴールデンウイークの家族の過ごし方を今から考えておくことをオススメします♪

昨年(2018年)のゴールデンウイーク時の予定ランキング

ゴールデンウイークの家族の過ごし方は?

それでは、まず昨年のゴールデンウイークの時に皆さんはどの様に過ごそうとしていたのか、アンケート結果を参照してみましょう。

10位・・・読書(13.5%)

9位・・・国内旅行(泊まりがけ)に出かける(14.3%)

8位・・・街散策・食べ歩き(14.8%)

7位・・・日帰り旅行(観光バス旅、温泉、観光地巡り)(15.7%)

6位・・・TV・ビデオ(DVD、ブルーレイなど)を鑑賞する(15.8%)

5位・・・家族団らん・子供と遊ぶ(18.0%)

4位・・・外食する(家族、恋人など)(18.1%)

3位・・・ショッピングに行く(26.4%)

2位・・・とにかく寝る(睡眠)・ゴロゴロする(30.2%)

1位・・・家の片付け・掃除・洗濯する(40.6%)

    引用・・・アサヒグループホールディングス(調査対象:全国の20歳以上の男女・有効回答数:2,669人・調査方法:インターネット調査・調査期間:2018年3月28日~4月3日)

あれ?最近のゴールデンウイークは海外旅行者が急増していると思いきや、ランキング外なんですね。

『泊まりがけの国内旅行』が、かろうじてランキング内の9位、日帰り旅行でようやく7位・・・そして1位に目をやると

なんと『家の片付け・掃除・洗濯』とのこと!。あまりにも日常的な!意外な結果にびっくりですね。

そこでチョット見方を変えて、上記アンケート内容を アウトドア・お手軽アウトドア・インドアに分けてみると

  1. アウトドア・・・9位(泊りがけ国内旅行)14.3%のみ
  2. お手軽アウトドア・・・8位(街散策・食べ歩き)14.8% + 7位(日帰り旅行)15.7% + 4位(外食)18.1% + 3位(ショッピング)26.4% =75%
  3. インドア・・・10位(読書)13.5% + 6位(TV・ビデオ鑑賞)15.8% + 5位(家族団らん・子供と遊ぶ)18.0% + 2位(睡眠)30.2% + 1位(掃除・洗濯)40.6% =118.1%

注)上記アンケートは複数回答ありのため、合計100%以上となっています。

アンケート結果を分析すると、

  • 1位インドア(118.1%)
  • 2位お手軽アウトドア(75%)
  • 3位アウトドア(14.3%)

となっており、ゴールデンウイークだからといって、特別に行動したい人達って思ってた以上に少ないと思われる方が多いと思います。

いや、思ってた以上に”日常と変わらない過ごし方をしたいと思っている”と言ったほうが良いのかな?W

今年(2019年)のゴールデンウイーク時の予定ランキング

ゴールデンウイーク時の予定ランキング

次に、今年のゴールデンウイークに皆さんはどの様に過ごそうと考えているのでしょうか?

 

8位・・・映画鑑賞(11%)

7位・・・趣味等(14%)

6位・・・自宅作業(14%)

5位・・・家族と過ごす(22%)

4位・・・仕事/学習(23%)

3位・・・国内旅行/帰省(36%)

2位・・・海外旅行(43%)

1位・・・自宅でゆっくり(61%)

    引用・・・㈱エアトリによる『2019年のGWをどのようなことに過ごしたいですか?』調査(10代~70代の男女1,117名を対象に「2019年GW10連休」に関する調査を実施)。

今年(2019年)は公的に10連休(有給等活用しての連休でない)となるため、『海外旅行』がランキング外から一気に2位に浮上していますね!

しかし、1位は『自宅でゆっくり』とやはり日常と変わらない過ごし方がトップのようです。

また、昨年のアンケート分析と同じ様に、アウトドア・お手軽アウトドア・インドアに分けてみると

  1. アウトドア・・・3位の国内旅行/帰省(36%)が泊りがけの比率がわからないので、なんとも言えないのですが、今回は半数の18%でカウント + 2位(海外旅行)43% = 61%
  2. お手軽アウトドア・・・8位(映画鑑賞)11% + 7位の趣味も近場に出かけるかインドアになるかと思いますので今回半数の7%でカウント + 3位の国内旅行/帰省の日帰りの比率がわからないので、なんとも言えないのですが、今回は半数の18%でカウント = 36%
  3. インドア・・・7位趣味のうち、今回半数の7%でカウント + 6位(自宅作業)14% + 5位(家族と過ごす)22% + 4位(仕事/学習)23% + 1位(自宅でゆっくり)61% = 127%

注)上記アンケートも複数回答ありのため、合計100%以上となっています。

アンケート結果を分析すると、

  • 1位インドア(127%)
  • 2位アウトドア(61%)
  • 3位お手軽アウトドア(36%)

今年は、昨年に比べてより長期連休の見込みが高いため、アウトドア希望の比率が急激に増えていますが、海外旅行希望者を除くと、

  • 1位インドア(127%)
  • 2位お手軽アウトドア(36%)
  • 3位アウトドア(18%)

と昨年同様、やはり長期休暇だからといって特別な行動をしたい人は意外と少ないということがわかります。

そして、昨年の5位・・・家族団らん・子供と遊ぶ(18.0%)、今年の5位・・・家族と過ごす(22%)と、5人に1人は家族と一緒にゴールデンウイークを過ごしたいと思っているようです。

比率で分析すると『お手軽アウトドア派』は『アウトドア派』の2倍、『インドア派』は6倍以上となりますね。

圧倒的にインドア派が多いことに気づきます。

 

ゴールデンウイークの過ごし方は夫婦より子供優先?

ゴールデンウイークの過ごし方は夫婦より子供優先?

次は子供がいる家族では、親である夫婦が優先なのか、それとも子供なのか?を見ていこうと思います。

子供から見た理想的なゴールデンウイークとは?

子供が優先されるかどうかを調べるには、直接子供達から『理想的なゴールデンウイークとは何か?』を聞いてみる必要があります。

それでは子供達のアンケートを見てみましょう。

ゴールデンウィークに小学校生が楽しみにしている予定は、

1位「テーマパーク・遊園地に行く」14.5%、

2位「自宅で過ごす」14.4%、

3位「親の実家で過ごす」13.9%、

4位「買い物に行く」5.8%、

5位「温泉に行く」5.1%、

という結果に。1位では「1日家族全員で楽しめるから」「毎年の家族行事だから」と、家族で楽しむイベントとして心待ちにしている傾向が見られた。また、具体的な施設名としては、東京ディズニーランド・ディズニーシーがもっとも多く、次いでユニバーサル・スタジオ・ジャパンという結果になった。

理想の過ごし方について寄せられた小学生のコメントからは、「家族で一緒に過ごせるなら場所はどこでもいい」「普段忙しいので家族とゆっくり過ごしたい」「お母さんと一緒ならどこでもいい」など、どこに行くかよりも家族で一緒に過ごす時間を重視しているようすが伺えた。

引用:バンダイが実施した子どもアンケートレポートの調査結果より   ※小学生の子どもと一緒に回答できる保護者を対象にインターネット調査により実施したもの。小学1年生~6年生まで男女ともに各70人、合計840人の有効回答を得た。なお、学年は2015年4月時点での学年で回答。調査期間は3月6日から3月9日。

アンケートとしては少し古いものですが、”曜日のからみ”は大人の事情なので、子供の意見としては曜日のめぐり合わせに関係なく、上記の様な希望になると思われます。

1位の『テーマパーク・遊園地に行く』は予測通りでしたが、2位は意外でした。3位以下もこうしてみてみると、大人がやりたいことと、さほど変わらないような内容ですね。5位の『温泉に行く』というのも一見子供らしくない感じがしますW。

この結果もアウトドア・お手軽アウトドア・インドアに分けてみると

  1. アウトドア・・・1位(テーマパーク・遊園地に行く)14.5%
  2. お手軽アウトドア・・・3位(親の実家で過ごす)13.9% + 4位(買い物に行く)5.8% + 5位(温泉に行く)5.1% = 24.8%
  3. インドア・・・2位(自宅で過ごす)14.4%

結果をランキング付けしてみると、

  • 1位お手軽アウトドア(24.8%)
  • 2位アウトドア(14.5%)
  • 3位インドア(14.4%)

となりました。でも2位のアウトドアと3位のインドアの差はわずか0.1%。お手軽アウトドアがダントツ1位ということになります。

どうやら、ゴールデンウイークの過ごし方の希望内容は大人も子供もそんなに大差ないようですね。これも意外でした。どちらが優先されているか?と考える必要などなさそうです。

今年のゴールデンウイークはどう過ごす?

今年のゴールデンウイークはどう過ごす?

上記分析を基に、家族にとって、夫婦にとって、子供にとって、今年のゴールデンウイークの最も良い過ごし方を検証したいと思います。

1・思い切りアウトドアは必要ない

国内での遠方旅行及び泊りがけといったアウトドアは、

1.交通渋滞のストレス     2.思いがけない出費の増加    3.楽しんだ後の疲労感・脱力感

のマイナス面が大きいです。特に1のストレスはもの凄く、何のための休日か虚しさを感じることも少なくありません。

海外旅行は1.は無縁ですし、2.も最初から覚悟しての行動となるのでストレスにはなりにくいでしょう(もちろん出費は国内旅行の比にはならないほど高くなります)。ただし、3.の可能性はあります。

出費が気になる、またはお疲れ気味の方は海外旅行は避けたほうが良いです。

2・近場でのスポットを吟味し、お手軽アウトドアに徹する

子供達の理想は東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオ等、大型テーマパークに行くことになっていますが、いざ実行してみると、上記同様のマイナス面

1.テーマパーク内入場の際の渋滞、またアトラクションの行列渋滞によるストレス

2.思いがけない出費の増加

3.楽しんだ後の疲労感・脱力感

がそのまま当てはまります。大型テーマパークは避けましょう。ゴールデンウイーク時は様々なイベントが開催されます。小規模なら渋滞も比例して小さいですし、出費もおさえられ、疲労感も減少します。近場でのイベントをマメに検索してみましょう。

3.日帰りお手軽アウトドアとインドアを交互に織り交ぜ、ストレスのない休日を過ごす

大人も子供も、共通して”お手軽アウトドア”と”インドア”の希望が多いです。近場と言っても出掛けてばかりでは、やはり披露が蓄積し、ストレスが溜まります。

子供も『自宅で過ごす』ことが2位となっています。出来るだけ交互に”お手軽アウトドア”と”インドア”生活を織り交ぜてゴールデンウイークの予定を組んでみてください。

4.温泉は近場の銭湯やスパで代行

注目すべき点として、子供の希望5位に『温泉に行く』があります。温泉というと旅行のイメージがありますが、子供達は温泉に何を求めているかと言うと

1・自宅のお風呂にない開放感  2・いつもと違う新鮮な刺激  3・家族との裸のスキンシップ  4・入浴後にジュースやアイス等を食べるのが楽しい

からだと言えます。

上記欲求を満たすのであれば、近場の銭湯でも十分満たされます。親から『お風呂屋さんに行かない?』と誘えば喜んで応じることと思います。しかもそれが楽しい思い出となるようですよ♪

銭湯の進化系”スーパー銭湯”や”スパ”などがあれば、食事や娯楽施設も充実してるので、なお良いと思います。近場にスーパー銭湯やスパがあるか探してみましょう。

5.お手軽アウトドアは電車やバスを利用するのも一つの方法

ゴールデンウイークの大きなストレスとして、車の渋滞があります。電車はそのストレス回避に有効です。

また、子供が4歳以上になれば、おんぶに抱っこも減りますし、電車やバスが好きな子供であれば(男の子は大抵好きですW)電車やバス移動はかえって喜んでくれます。

6. 5月1日は新天皇即位と改元の儀に注目する

なんといっても今年のゴールデンウイーク中に、新天皇即位と改元の儀が行われます。

それにともなう報道番組や元号発表がTVで報じられると思います。それを家族と一緒に家で見るのもいいですよね。

歴史的な瞬間に立ち会うことを意識して5月1日は過ごしてみませんか。とても素敵な思い出深い一日になることと思います。

今年のゴールデンウイークは妊婦やひとりはどう過ごす?

以上、今年のゴールデンウイークの過ごし方を検証してみました。

今回は妊婦の方や一人になった場合の過ごし方も考えてみるつもりでしたが、そういった方々も上記6項目を基準にオリジナルなスケジュールを作成していけば、無理のない楽しい時を過ごすことが出来ることと思います。

 

まとめ

今年のゴールデンウイークは妊婦やひとりはどう過ごす?

今年のゴールデンウイークは、家族でも、夫婦だけでも、子供にとっても、一人でも、妊婦でも、以下6つの項目に当てはめてオリジナルなスケジュールを作れば満足のいく時を過ごすことが出来ます。

  • 1 思い切りアウトドアは必要ない
  • 2 近場でのスポットを吟味し、お手軽アウトドアに徹する
  • 3 日帰りお手軽アウトドアとインドアを交互に織り交ぜ、ストレスのない休日を過ごす
  • 4 温泉は近場の銭湯やスパで代行
  • 5 お手軽アウトドアは電車を利用するのも一つの方法
  • 6 5月1日は新天皇即位と改元の儀に注目する

ゴールデンウイークはもっと特別なものとして、スペシャルなスケジュールを望んでいる人が多いのかと思ってましたが、ちょっとした工夫で、みんなが満足し納得出来るスケジュールが組めることがわかりました。

上記記事が、皆様のゴールデンウイーク・スケジューリングのお役に立てれば幸いです。