稲森いずみのドラマ一覧から見る役柄変遷とは!?結婚はしてるの?
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平成元年(1989年)のモデルデビューより今日まで、平成とともに時代を駆け抜けた女優 稲森いずみ。そんなベテラン女優 稲森いずみが携わってきたドラマを一覧として振り返り、演じてきた役柄がどう変わってきたのか・・・稲森いずみの女優ストーリーを詳しく追ってみたいと思います。

稲森泉のプロフィール

《テレビ専門女優?稲森いずみ》

とても綺麗な稲森いずみはやはりモデル出身でした。

1972年3月19日生まれ。現在47歳。身長は169cmと、モデルらしく女性としては高身長ですね。血液型はB型。

高校3年生の時にモデルとしてデビュー(1989年)し、翌年の高校卒業差し迫った3月には『天才たけしの元気が出るテレビ』(日テレ系)に出演しているんですね。ドラマでなくバラエティーがテレビ最初のお仕事だったってのは以外でした。

しかし、もっと以外なことは映画のキャリアが殆ど無いということ!

30年近い芸能界生活の中で映画に出演したのは、わずか7本!これにはびっくりしました。

稲森いずみって、CMは1993年(当時21歳)より、テレビドラマは1994年(当時22歳)から、それぞれ毎年2~3本毎コンスタントに出演していたのでお茶の間では大変顔なじみだし演技力にも定評があります。

当然映画にも多数出演しているものと思いましたが、さにあらず。テレビ専門女優と呼んでも良いくらいの徹底ぶりです。

特にテレビドラマは1994年から今年(2019年)までの25年間、ブランクのあった年は無いんです。毎年なんらかのドラマに出演している。それだけ人気があり、演技力も認められているということなのでしょう。

あ、もう一つ、1990年の『天才たけしの元気が出るテレビ』に出てから1993年CM初出演の間の3年間が空白となっていますが、1991年5月より1年半の間は叔母さんのススメでアメリカのテキサス州に語学留学していたらしいです。

ドラマ一覧から見る役柄変遷とは!?

それでは稲森いずみの代表的な出演ドラマと役柄を見ていきましょう。

①デビュー作『上を向いて歩こう』(1994年:当時22歳)

西田ひかるのテレビ局新入社員の役と舘ひろしの元野球選手役のドタバタコメディーで、稲森いずみは居酒屋の店員という名前もない役柄でした。

②大ヒットドラマ『ロングバケーション』(1996年:当時24歳)

ロングバケーション稲森いずみ
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木村拓哉と山口智子の主演ドラマ。月曜日の21:00より放送だったため(いわゆる月9)『月曜日はOLが街から消える』と言われたりピアノを習い始める男性が急に増えたりとか社会現象まで引き起こしたモンスタードラマです。

婚約者に逃げられた元モデルと冴えない男性ピアニストが妙なきっかけで同居し恋に発展していくドラマで、稲森いずみはヒロインの後輩モデルの役柄でした。奔放な恋愛観を持っていて天然なところがあるが、核心を付く言動も多く、けっこうキーパーソン的役柄で強い印象を残しました。

③反町隆史と出会った?『ビーチボーイズ』も大ヒット(1997年:当時25歳)

稲森いずみビーチボーイズ
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こちらも月9のドラマで反町隆史と竹野内豊のW主演。男同士の友情物語として好評で、翌年1998年正月のスペシャルドラマが放送されるほど人気がありました。

海辺の民宿『ダイヤモンドヘッド』がメイン舞台なのですが、稲森いずみは最初スナック『渚』のマドンナ役だったのが、スペシャルでは『ダイヤモンドヘッド』の社長になってます(笑)。

役柄としては離婚歴が有り息子の親権を元旦那の両親から奪われてしまった複雑な境遇の女性を演じています。

また、この時の共演がきっかけで反町隆史と噂になりましたが反町隆史はその後、松嶋菜々子と結婚してしまいました。

④『略奪愛・アブない女』で準主役級に(1998年:当時25歳)

赤井英和演じる精神科医が稲森いずみ演じる妻の妹(鈴木紗理奈)を抱いてしまい、妊娠させてしまうことから始まるドロドロな人間関係を描くドラマ。

心の闇を持つ妹に殺されかかったり、結構緊迫したシーンの多い役柄でした。

⑤フジTV『ハッピーマニア』で初主演(1998年:当時26歳)

ハッピーマニア稲森いずみ
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安野モヨコの漫画をフジTVがドラマ化したもので漫画、ドラマともに人気が高い作品でした。

ここでの稲森いずみは理想の恋人を求めて奔走してもうまくいかないヒロインを演じています。親友の役に藤原紀香が出演しており二人の掛け合いがとても好評でした。

⑥月9の『天気予報の恋人』に出演(2000年:当時28歳)

天気予報の恋人稲森いずみ
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佐藤浩市主演の月9でしたが、視聴率はイマイチ伸び悩みました。

稲森いずみはこのドラマで、昼はラジオ局の食堂でアルバイト、夜はキャバクラ嬢となる訳ありシングルマザーの役柄を演じています。

なんか稲森いずみは訳ありシングルマザーの役が多いような気がしますW。

⑦異色ドラマ『明日があるさ』に出演(2001年:当時29歳)

コカ・コーラの缶コーヒー『ジョージア』のCMで展開していたシリーズ・ドラマを日本テレビがテレビドラマ化した異色作。

大半の出演者はCMから引き継がれており、よしもと所属のタレントが主で主演は『ダウンタウン』の浜ちゃん。

CMの人気もあり、初回の視聴率は29%、関西では30%!だったが、平均視聴率は19.3%でした。

稲森いずみは仕事命の女性役で初めは主人公の浜田を毛嫌いしていたが徐々に打ち解けていき惹かれていく役柄を演じていました。

このドラマのマドンナ役はCMシリーズより演じていた仲間由紀恵(当時21歳)でした。

⑧TBS系水曜10時『プリティーガール』で主演(2002年:当時29歳)

ひょんなことから名門デパートの食品売り場で働くことになった不思議で前向きな女性である主人公を演じています。前向きに生きている女性が名門デパートと周りの人々を変えていくといったストーリー展開で『女優宣言』をした米倉涼子とも共演しています。

この作品以降はしばらく主演を演じることが多くなっていますね。

⑨NHKのよるドラ『ブルーもしくはブルー 〜もう一人の私〜』で主演(2003年:当時31歳)

NHK総合で23時台に放映されていたテレビドラマシリーズを別名『よるドラ』といいます。

この作品はドッペルゲンガーがコンセプトで、稲森いずみは自己中心的でプライドが高くW不倫している夫婦の妻役と平凡な主婦役の一人二役で実は同一人物!という役を演じています。

ドッペルゲンガーの影の存在である”平凡な主婦の方の自分”が、”自己中心的な方の自分”に復讐するといった『サスペンス・ラブ・ストーリー』といった趣のドラマで、深夜枠にもかかわらず高視聴率を記録しています。

⑩大河ドラマ『義経』で絶世の美女”常磐”役に(2005年:当時32歳~33歳)

義経 稲森いずみ
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稲森いずみはついに大河ドラマに出演することになります。主演が今では芸能界を引退している滝沢秀明(源義経役)。稲森いずみは源義経の母親『常盤御前』の役柄でした。

常盤御前といえば、平安時代末期に新天皇(近衛天皇)即位の際、中宮(天皇の奥さん)の使い人を採用するため都(みやこ)から美女千人が集められ、その中から抜擢された美女中の美女!なので、女優といえども美貌が際立った人でないとこの役はつとまりません。この時の稲森いずみは女性としてとても美しく綺麗で役柄にピッタリでした。

とても綺麗なのでモウ一枚(笑)

稲森いずみ 義経
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貴族の時代から武士の時代に移りゆく時の狭間にあって、時の権力者である男たちによって翻弄され、息子の義経と離れ離れにならなければならない運命を悟り、あえて厳しい態度を取りながらも母として女性としての悲哀を滲ませる演技を見事演じていました。

ちなみに2012年の大河ドラマ『平清盛』の時の常磐御前を演じたのは武井咲でした。武井咲も端正な顔立ちの美女ですよね。

⑪『医龍-Team Medical Dragon-』の主要人物として出演(2006年・2010年・2014年:当時34歳・38歳・41歳)

医龍 稲森いずみ
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日本の医療を題材にした漫画を原作としたフジTV木曜22:00放送のドラマで、4シーズンにわたり放送された大ヒットドラマになっていきました。といっても原作に忠実だったのは最初だけでシーズン2以降はオリジナルストーリーとなっています。

稲森いずみはこのドラマで坂口憲二、小池徹平、阿部サダヲ、佐々木蔵之介、夏木マリ、岸部一徳といった錚々たる俳優たちとともにドラマの主要人物として出演しています。但しシーズン2には出演していませんが。

稲森いずみはこのドラマで加藤晶という心臓外科教授でかなりの実力を有する野心家の役柄を演じていました。

このドラマでは英語を話すシーンが時々あるのですが、見事な英語力を披露してそのことが話題にもなりました。

若い頃のアメリカ留学の経験が生かされたわけですね。

 

⑫再び大河ドラマに出演!『篤姫』で大奥の最高権力者”瀧山”を演じる(2008年:当時35歳~36歳)

着実に女優としての実力を認められている証拠として大河ドラマの出演が揚げられると思いますが、今回2度めの出演で、その地位を不動のものとしてきています。

前回は絶世の美女『常盤御前』でしたが、今回は5代もの将軍に仕え幕末での大奥最高権力者だった御年寄『瀧山』を演じています。

医龍もそうですが、この頃より、しっかりした実力者の役回りが多くなってきます。

⑬デビュー15周年。『アイシテル~海容』で主演(2009年:当時37歳)

アイシテル海容 稲森いずみ
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デビュー15周年という節目で出演したドラマは『アイシテル~海容』。このドラマでは罪を犯してしまった少年の母親役を演じています。

このドラマは放送直後から賛否両論を引き起こす話題作となり、日本ドラマの海外発信を促進させるためのいわば”ドラマ祭”である『東京ドラマアワード』で作品グランプリ賞を獲得。

また日テレはこのドラマにより、カンヌで開かれた世界最大級の国際コンテスト『MIPCOM』において『MIPCOM BUYER AWARD for Japanese Drama』部門のグランプリを受賞しました。世界的にも高い評価を得た作品だったのですね。

⑭日テレ土曜ドラマ『怪物くん』に悪魔役で出演(2010年、2011年:当時38歳、39歳)

怪物くん稲森いずみ
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これは稲森いずみとしてもかなり異色な役柄ですね。主役は嵐の大野くん。ここでは悪魔界のデモリーナ役を演じています。

また、この年は『医龍シーズン3』にも出演しています。全く違う役柄で気持ちの切り替えが難しかったりしたんですかね?W。あるいは良い気晴らしになったとか?(笑)

以外と・・・と言ったら失礼になるかもしれませんが(笑)、『怪物くん』は好評で翌年の2011年に『特別編』と『スペシャル』2回も追加番組が放送され、映画化されています。

稲森いずみの数少ない映画出演(7本のみ!)の中にこの『怪物くん』が含まれておりますW。もちろん、デモリーナ役でW。

また2011年には『ザ・テレビジョン』にて『助演女優賞第一位』に選ばれています。主役を支える演技も認めらているのですね。

⑮再び医療の実力者の役に抜擢!『クレオパトラな女たち』に出演(2012年:当時40歳)

クレオパトラな女たち稲森いずみ
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『医龍』に続き、またも腕利きの外科医の役回り・・・といっても今回は”東京でも5本の指”に入る腕前で評判も良い美容外科医で1児の母親として家事や育事もこなす役柄です。

しっかりと自立した大人の女性を演じる女優として定着しています。

⑯3度めの大河ドラマ出演『八重の桜』(2013年:当時40歳~41歳)

『幕末のジャンヌ・ダルク』と呼ばれた新島八重の生涯を描いたドラマ『八重の桜』。新島八重は同志社大学を創った新島襄の妻でもあり、幕末から明治維新にかけて波乱万丈の人生を歩んだ実在の人物です。そんな新島八重に共感を持たれた人も多かったのでは?主人公の八重役は綾瀬はるかでした。

そして稲森いずみは京都守護職として新選組とともに有名になった会津藩主松平容保の義姉『照姫』といった重要な役でした。

⑰共演者が悪かった?低視聴率に悩んだ1年(2015年:当時43歳)

戦う!書店ガール稲森いずみ
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この年、稲森いずみは3本ドラマに出演していて、そのうち1本は単発ドラマ『結婚に一番近くて遠い女』。残りの2本は連続ドラマですが、共に低視聴率に悩みました。

一つは『戦う書店ガール』。元AKBのまゆゆ(渡辺麻友)と稲森いずみのW主演のドラマです。

初回から6.2%と低かったのですが、その後も下がり続け3.3%にまで落ちた回もありました。あまりにも低視聴率のため全10話の予定が1話カットの全9話となってしまったいわく付きの作品となってしまった(^_^;)。

業界的には『低視聴率の責任は主演とプロデューサーにある』らしいので二人にとってはつらかったでしょうね。

特に渡辺麻友はAKBのイメージが強く女優として見られていないところがあるので”低視聴率の原因はまゆゆ”とする声が多いようです。

もう一つは『エイジハラスメント』。若くて綺麗な新入社員が、入社間もない立場ながらも自分の正義を貫く様をドラマ化したもので、主演は武井咲。

稲森いずみは1人娘のいる家庭を築いているが社内不倫をしている女性役で、不倫相手が主人公になびくことで嫉妬していく役柄。

こちらは『戦う書店ガール』ほどではないものの、最高視聴率は初回の9.7%で二桁に届かず、平均視聴率も8.8%でした。武井咲も”視聴率を稼げない女”とか言われていたりしますが実際のところどうなのでしょうか。

⑱低視聴率の余波衰えず『レンタル救世主』出演(2016年:当時44歳)

依頼人のあらゆる問題を解決していく”レンタル救世主”たちが、訳あり依頼者たちの問題を体を張って解決するといったストーリー展開で、稲森いずみは沢村一樹演ずる主人公の明るく優しい性格の妻役。

このドラマも視聴率が厳しく、初回は10.2%と2桁だったのが、2回目以降は1桁台キープで5.6%まで下がったこともありました。

このドラマはストーリーも役者も一見問題なさそうでしたが・・・ドラマの視聴率って謎の部分が多いようです。

⑲渋い役柄が光る『名奉行!遠山の金四郎』と『刑事ゆがみ』出演(2017年:当時45歳)

稲森いずみ刑事ゆがみ
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この年に出演したドラマは2本。ともに役柄が粋でした。

『名奉行!遠山の金四郎』では遠山の金さんとかつて恋仲だった三味線のお師匠で裏では女鼠小僧の役。

『刑事ゆがみ』では浅野忠信演じる主人公弓神の上司役。でどんな役柄かというと、無茶苦茶な捜査をする弓神に『まず私を説得しなさい、納得したら協力してあげるから』と言って話を聞き、納得すれば『責任は直属上司の私がとる』と部下をかばう筋の通った上司といったところ。

共に渋くてカッコいい役柄ですね。

⑳『モンテ・クリスト伯』『ドロ刑』出演(2018年:当時46歳)

モンテ・クリスト伯稲森いずみ
出典:気になる芸能人.xyz/ モンテ・クリスト伯の1シーン

『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』はディーン・フジオカ主演のドラマ。稲森いずみは主人公に復讐される男の妻役で、これまた主人公に復習される男のかつての愛人であった役。性根の悪い男にしか縁がない薄幸な女性役ですな。で、かつての愛人を破滅に追いやるキーパーソン的な役柄です。

『ドロ刑』は女係長刑事の役です。上司役が板についてきている稲森いずみでしたW。

㉑『それを愛とまちがえるから』『大富豪同心』出演(2019年:現在47歳)

『それを愛とまちがえるから』はWOWOWの連続ドラマで、稲森いずみ主演。W不倫をしている夫婦がお互いの不倫相手と一緒に4人でキャンプに行くといったストーリーで、稲森いずみはW不倫をしている夫婦の妻役。

『大富豪同心』はNHK BSプレミアムの時代劇ものです。大富豪の同心見習いが江戸で引き起こされる事件を解決していく時代劇。

稲森いずみは深川随一の売れっ子芸者で、主人公の見習い同心の卯之吉をひそかに思いを寄せて、何かにつけ協力していく役柄。

以上、稲盛いずみのドラマ一覧でした。稲森いずみの出演ドラマ全65作品(2019年7月現在)中、27作品のご紹介をさせていただきましたが如何でしたでしょうか?

 

まとめ

稲森いずみは女優として25年もの間活躍しています。若い頃はトレンディードラマの主要人物として若者の憧れのまと的な役柄をこなし、経験を重ねる毎にサスペンス物やシリアスな役柄をこなしていくようになります。大河ドラマでは日本史上類まれな絶世の美女も演じてきました。

《今回紹介したドラマの役柄まとめ》

  • ①22歳・・・居酒屋の店員役。
  • ②24歳・・・ヒロイン(南)の後輩モデルの天然キャラ役。
  • ③25歳・・・スナックの訳ありマドンナ役。
  • ④25歳・・・実の妹に殺されかかる主婦役。
  • ⑤26歳・・・藤原紀香とともに女性が憧れるヒロイン役。
  • ⑥28歳・・・昼は食堂、夜はキャバクラ嬢のシングルマザー役。
  • ⑦29歳・・・仕事命のキャリアウーマン役。
  • ⑧29歳・・・デパートで働く前向きな店員役。
  • ⑨31歳・・・性格の異なる同一人物(ドッペルゲンガー)の1人2役。
  • ⑩32~33歳・・・平安後期の絶世の美女『常盤御前』役。
  • ⑪34・38・41歳・・・冷徹な心臓外科医役。
  • ⑫35~36歳・・・江戸末期大奥の最高権力者『瀧山』役。
  • ⑬37歳・・・罪を犯した少年の母親役。
  • ⑭38歳~39歳・・・架空の悪魔役
  • ⑮40歳・・・1児の母親の整形外科医。
  • ⑯40~41歳・・・会津藩主松平容保の義姉『照姫』役。
  • ⑰43歳・・・書店店長役。幸せな家庭を築いていながら不倫している女性役。
  • ⑱44歳・・・明るく優しい人妻。
  • ⑲45歳・・・三味線のお師匠で女ねずみ小僧役。刑事課係長で主人公の上司役。
  • ⑳46歳・・・性根の悪い男にしか縁がない女性で事件にまきこまれていく役。刑事課係長役(上記とは違う役)。
  • ㉑47歳・・・W不倫をしている夫婦の妻役。江戸時代の売れっ子芸者。

こうしてあらためて見てみると、稲森いずみってホントに様々な役柄をこなしていますね。

今回稲森いずみのドラマ一覧から役柄変遷をたどってみることによって、

現代社会の身近な主婦から悪魔といった空想上の役に至るまで歳を重ねる毎に役柄が幅広くなり、トレンディードラマ・コメディー・時代劇・サスペンスといった様々なドラマに対応できるところが稲森いずみの最大の強みであり、毎年ドラマに出演できる秘訣なのではないかと思うにいたりました。

役者には一つのキャラクターに縛られ、イメージされてしまう人と幅広い役柄を演じる人と二通りありますよね。

どちらが優れているということは無いと思います。それぞれの味・持ち前の良さがありますので・・・ただ、稲森いずみは間違いなく後者の方だと思います。

これからもますます活躍の場を広げている稲森いずみに要注目!ですね。