『踊る大捜査線』で一躍有名となった深津絵里。日本アカデミー賞やザテレビジョンドラマアカデミー賞をコレでもか！(笑)という程受賞し女優として確固たる地位を築いたのに最近ドラマで全く見かけなくなりましたね。ドラマに出ない噂の真相は?・・・その辺りも交え、この際、良い機会なので2020年現在から若い頃にまで遡って深津絵里の華麗なる女優遍歴をイッキ見!しちゃおうかと思ってます♫ではでは(^o^)
深津絵里 プロフィール
1973年１月11日生まれ。大分県大分市出身。
身長156ｃｍ。O型。
母は書道家
深津絵里に兄弟姉妹はなく一人っ子で父はメーカーのエンジニアだそうですよ。
母は『 諭黄(ユンホン)』という名で活動していた前衛的な書道家。
福岡でブティックを経営していましたが1994年(母46歳)の頃にお店を閉めて東京に移り本格的に書道に取り組んだそうです。
2003年(母55歳)頃、上海大学で書道を学び、歯ブラシやホウキやタワシ・ストローまでも筆代わりにし、しかも両手を使って『漢字アート』と呼ばれる独自の手法を編み出し個展を開き始めました。
母の父(深津絵里のおじいちゃんですな)が書道家で『 諭黄』はその父が付けた雅号。
娘が人気女優なもんだから娘に気を使い本名を伏せていましたが2009年に開いた個展より実名『深津諭美子』を名乗っています。
2014年11月に『東久邇宮文化褒賞』を受賞しましたが翌年2015年に肺がんで亡くなっています(享年66歳)。
深津絵里の学校は?
話を深津絵里に戻しますW
1979年4月、地元の小学校に入学。小学校時代はサッカーをやっていて活発な一面が伺えます。
1985年4月(当時12歳)、大分市立稙田(わさだ)中学入学。
ちなみに『踊る大捜査線』で共演したユースケサンタマリアも大分出身ですが、中学校は違います。
ユースケサンタマリアと指原莉乃は大分市立王子中学校出身。もっともユースケは3年1学期に大分市立碩田(せきでん)中学校に転入してますが・・・
1986年(当時13歳)、東京の原宿で開催されていたコンテスト『原宿グランプリ』で優勝したことをきっかけに芸能界デビュー。
1988年4月(当時15歳)、東京都品川区豊町にある私立日本音楽高等学校に入学。
卒業生は演歌歌手の牧村三枝子や女優の栗山千明、歌手の平山みき、そして何と！島倉千代子も卒業生でしたあ！
栗山千明の記事はこちら↴
中退した方は工藤静香や榎本加奈子らがいます。
深津絵里も中退組で堀越高等学校へ転校しています。
堀越高等学校が最終学歴ですね。同級生にSMAPの稲垣吾郎や桜井幸子、高橋由美子、そして『涙そうそう』の夏川りみ、がいます。
意外な一面としては引っ越しが好きとのことW
2011年10月現在(当時38歳)で7回引っ越ししています。
深津絵里 2020年現在から若い頃までの華麗なる女優遍歴をイッキ見!
それでは、芸能界入りしてからの深津絵里を見ていきましょうか♫
1988年3月26日公開の映画『1999年の夏休み』で”水原理絵”としてデビューしています。
そして同じ年に早くも2本目の映画『ステイ・ゴールド』にも出演。こちらは10月に公開された映画ですね。
またまた同年10月にはアイドル歌手としてもデビュー。初めから2足のわらじ・・・さぞかし大変だったことでしょう(^_^;)
10月21日に、なぜか水原理絵としてでなく、高原理絵として『マリオネット・ブルー/満月の口づけ』をリリース。
そして深津絵里として『YOKOHAMAジョーク/哀しきメトロジェンヌ』を同時リリースしています。
曲のイメージによって名義を変えてたってウイキペには書いてありますが・・・
深津絵里 3作目の映画(当時16歳)で日本アカデミー賞受賞！
実は3本目の映画『満月の口づけ』(当時TVの番宣ではファンタスティック・ホラー・ムービーと紹介されていましたW）に高原理絵 役として出演し、エンディング・テーマが前述のレコードもしくはCD(当時はレコード⇒CDの過渡期だったから両方売ってたW)『マリオネット・ブルー』のB面(CDはB面と言わないか！W)なんですね。
つまり深津絵里の歌手名『高原理絵』は映画『満月の口づけ』の役柄とタイアップしたものでした！
しかし、映画の方は公開予定日が半年も遅れてしまった(1989年4月8日公開)ため、女優 深津絵里として公開された(役柄は高原理絵 役のままですよ)という・・・
- 映画の2作目までは”水原理絵”名義
- 歌手としては”高原理絵”と”深津絵里”名義を併用
- 映画の3作目からは”深津絵里”名義
しかも映画1作目と3作目の期間はわずか1年ほど・・・こんなに短いスパンで芸名を変えてる!
・・・・(^_^;)あー、ややこしい(笑)。スタッフは凝りすぎちゃって、なんか迷走しちゃってますなあW
そんだけ深津絵里に期待してたってことか・・・
そういや、『ともさかりえ』も1996年頃『さかともえり』名義で歌ってたりしたけど、こちらはユーモアセンスも感じられて、笑って見ていられたけどねW
ともさかりえの記事はこちら↴
それと、観月ありさも良くドラマとタイアップして歌を歌ってましたね。
観月ありさの記事はこちら↴
とにもかくにも、この映画『満月の口づけ』に出演して、
- 『ローマ国際ファンタスティック映画祭 女優賞』受賞
- 『第13回日本アカデミー賞 新人俳優賞』受賞
と、若干16歳の少女が早々と２冠！達成しちゃったんです！
すごいですね♫
深津絵里15歳 国鉄民営化のアピールCMに出演し女優魂を見せつける！
『踊る大捜査線』があまりにも有名な深津絵里ですが、デビュー2年目ですでに話題の人物だったんですね。
それは1988年12月(当時15歳)より放映されたJR東海のCM『クリスマス・エクスプレス’88』での姿でした。
国鉄が民営化されてJR東海が発足したのが1987年でした。
民営化したものの、当時のJRはまだまだ国鉄時代の固～いイメージが根強く残っていて、その『お固いイメージ』を払拭するのに躍起になっていたんですね。
で、『遠距離恋愛中のカップルが新幹線を使ってクリスマスに会う』といった設定のCMを作ったところ、これが大反響でした！
当時、まだ無名でしたので（前述のアカデミー賞受賞は翌年です)『出演している娘は誰？』『流れている曲名は？』・・・問い合わせの電話(ケータイがまだバカ高かった頃ですW)が鳴り止まなかったそう♫
そのストーリーは？
新幹線から彼氏が降りてくるのを待っているのに、いつまで経っても降りてこない。
新幹線が出てしまってもとうとう彼氏は現れず、残された彼女(深津絵里)の目には涙が・・・
すると柱の陰から彼氏がムーン・ウオーク(懐かしーW。マイケル・ジャクソン大人気でしたからね）しながら現れ、それを見た彼女は『バカ』とつぶやき彼氏の胸をポカポカ！する・・・といった内容♫
そして最後に『帰ってくるあなたが最高のプレゼント』といったナレーション・・・
どうです？なんか良いっしょ？
当時イケイケのバブル時代でしたが、逆に『ピュアな恋愛ストーリー』が共感を生んだようです。
堅物の汚名返上をするのに大きく貢献したエポック・メイキングなコマーシャルだったんですね。
ちなみに使用したホームは終電後、深夜の名古屋駅でした。
え？曲は何だって？・・・もちろん山下達郎の『クリスマスイブ』ですよ！
ちなみに深津絵里は撮影当初、高熱を出すほど体調が悪かったのに撮影に望んでいます。
病気で顔色が悪かったので化粧を厚めにしたとのこと・・・女優魂を感じさせるエピソードです。
上記画像を改めて確認すると・・・なるほど、メイク濃い！ですね(笑)
深津絵里 TVドラマ界に進出
CMで話題となり映画で輝かしい賞を受賞した深津絵里は当然の如くTVドラマにも出演するようになります。
でも歌手としては、あまり売れなかったようですね(^_^;)
まあ深津絵里って一言で言えば『真面目で地味だけれど、よく見りゃ可愛いタイプ』W
この頃は工藤静香・中山美穂・浅香唯・南野陽子といった『アイドル四天王』が大活躍してましたからねえW・・・
世間的にはまだまだそれほど認知されてませんでしたが・・・
しばらく、年ごとに出演ドラマを見てみましょう。
《1990年(17歳)＝2本》
- 4月～7月『予備校ブギ』(TBS) TVドラマ初出演
- 7月29日『パラダイスにっぽん』(TBS)でTV初主演
上の画像はドラマ初出演の『予備校ブギ』。この時、既に深津絵里は織田裕二と共演していたんですね。
なんか運命的なものを感じますなあ。『踊る大捜査線』スタートより7年も前のドラマです。
《1991年(18歳)＝4本》
- 1月9日～3月27日『ハイスクール大脱走』(TV東京)
- 5月1日『ルージュの伝言』第5話（TBS・武田真治・高樹澪と共演！)
- 8月6日『空白の絵本』(NHK)
- 9月27日『オンナって不思議』第1話(TBS)
《1992年(19歳)＝6本》
- 1月9日～3月26日『愛という名のもとに』(フジTV)
- 『素敵な恋をしてみたい』3月10日の回(TBS)
- 7月23日『世にも奇妙な物語』(フジTV)
- 8月17日～8月20日『夏の夜の留守番』(TV朝日)
- 10月12日～12月21日『二十歳の約束』(フジTV)
- 10月17日『地球をダメにする50のかんたんな方法(NHK)
と着実に出演本数を増やしていきました♫
1993年(20歳) あの話題だったドラマ？にも出演！
そして1993年(20歳)には『過激なシーンが多くてDVD化 はもちろん、再放送さえ 出来ない』といわく付きのドラマ『悪魔のKISS』(7月7日～9月22日フジTV)に出演。
このドラマのキャッチフレーズは『悪魔のような誘惑が、はたちの夢を狂わせる』W
深津絵里・常盤貴子・奥山佳恵のトリプル主演でした。
主演3人ともまだ若手女優で、皆さん、それぞれかなりディープな役を演じていましたねえW
一番の汚れ役は常盤貴子で、この時の常盤貴子の体当たりの演技が話題となって、後々脚光を浴びるきっかけとなりました。
常盤貴子の記事はこちら↴
当時3人の中では深津絵里が一番有名でしたね。それでもかなりなダーティ役。(笑)
あの時代だからこそ作り得たドラマでした。今なら間違いなく規制アウト！(笑)
そして同年(1993年)10月23日～12月18日はドラマ『大人のキス』に出演。
『悪魔のKISS』の続編？・・・いやいや局が違います(笑)。こちらは日テレでしたW
妻子持ちの丹羽修一(柴田恭兵)は桜井玲子(深津絵里)にいきなりキスされてしまい、夫婦生活がギクシャクし離婚に至る。そこから展開していくドラマです。・・・余談ですが主題歌はORIGINAL LOVEの『接吻-kiss-』。今やスタンダード化している名曲ですね♫
またまた余談ですが、このドラマのロケ地が横浜で、当時、竣工ホヤホヤの『ランドマークタワー』がバンバン登場しましたW
深津絵里が20歳だった、この年に出演したドラマは他に『結婚式』(5月7日フジTV）があって、合計3本でした。
以降も
- 1994年には3本・・・『この愛に生きて』『誰よりも君のこと』『若者のすべて』
- 1995年にはドラマ2本『最高の片想い』『ベストフレンド』と映画1本『バースデイプレゼント』に出演
と順調に女優業をこなして行きます♫
1996年(当時23歳)、映画『(ハル)』にて4冠達成!
そして深津絵里は1996年に女優としての才能を再び大きく開花させました。
1996年3月9日公開の映画『(ハル)』に出演し、
- 第20回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞
- 第18回ヨコハマ映画祭 主演女優賞
- 第20回山路ふみ子映画賞 新人女優賞
- 第6回日本映画批評家大賞 新人賞
と、映画の賞を4つも獲得しちゃいました♫
コングラーチュエイション！
1996年のTVドラマ出演は2本。
- フジTVのスペシャル・ドラマで中居正広主演の『ナニワ金融道パート1』
- 日テレの連続ドラマで香取慎吾初主演の『透明人間DEAD ZONE IN ZEUS』
両ドラマとも『SMAP』メンバーが主演です。
1997年(当時24歳)、ついに『踊る大捜査線』シリーズ・スタート！
そして1997年1月7日～3月18日に放映された、あの『踊る大捜査線』にレギュラー ”湾岸警察署刑事課盗犯係巡査部長”恩田すみれ役として出演します。
このドラマはシリーズ化されてTVもスペシャルが4作、映画も4作品あり、『交渉人真下正義』や『完全版』等関連作も含めるとそれこそわけがわからない位に存在して期間も最後はドラマが2012年9月3日～6日・映画が2012年9月7日公開までと、実に15年間！続いた『モンスタードラマ＆映画』です。
なので、出演者も豪華で、深津絵里はもちろん、
- 織田裕二
- 柳葉敏郎
- ユースケサンタマリア
- 水野美紀
- いかりや長介
らはレギュラーとして超有名となりました。
そして、今は有名ですが意外な人も多数出演しております♫
では、意外な出演者達を見てみましょう♫
《ドラマ版(1997年1月7日～3月18日)》
- 山崎邦正(1話)
- 篠原涼子！(2話)
- 水川あさみ！(3話)
- 小池栄子！(5話)
- 篠原ともえ(6話)
- 宇梶剛士(6話)
- 石塚英彦(マイウ～の人ですなW)(6話)
- 阿部サダヲ！(9話)
- つぶやきシロー(9話)！
篠原涼子は『秋の犯罪撲滅スペシャル』にも出ています。
上記画像はデビューしたての13歳の水川あさみ。
水川あさみはカバンをひったくられた女子中学生だよ！わっかんないよなあW
水川あさみの記事はこちら↴
阿部サダヲ、若！(笑)。被害者の兄 佐伯吾郎役で、犯人を刺そうとしたところ犯人を庇った青島くん(織田裕二)を誤って刺しちゃう役でした。 『THE MOVIE2』にも出ています。
『歳末特別警戒スペシャル』(1997年12月30日)
- 稲垣吾郎！
- 広末涼子！
- 伊藤英明！
- 仲間由紀恵！
- 古田新太！
広末涼子は不良少女役でしたW。レアな画像だなあ(笑)
伊藤英明は再登場の予定でしたが、その後、売れっ子になってしまったので実現ならずW
古田新太は現金輸送者強奪犯役。なんか合ってる(笑)。若かったけど今とあまり変わらないから画像は載せませんでしたW
『秋の犯罪撲滅スペシャル』(1998年10月6日)
- 大塚寧々！
- 宮藤官九郎！
- 高木ブー！
1998年『THE MOVIE 湾岸史上最悪の3日間』
- 木村多江！
青島のリハビリを見守る看護師役で出演。わっかるかなあ～？わっかんねえだろおなあ～笑笑
木村多江の記事はこちら↴
- 大杉漣
警視庁公安部長として出演しています。
大杉漣は他に『容疑者室井慎次』と『THE FINAL』にも出演していましたね。
2003年『THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！』
- 小西真奈美
- 岡村隆史
- 高嶋ちさ子！
- 神木隆之介!
小西真奈美は当時『きれいな人だなあ』と思って観ていたので良く覚えています。
小西真奈美の記事↴
今やバラエティーで数々の武勇伝を拡散しているヴァイオリニストの『デビル』高嶋ちさ子(笑)も出演していたんですねえ！
神木隆之介はスリ一家の長男役。当時10歳の子役でした！かわいかった♫
2010年『THE MOVIE3 ヤツらを開放せよ！』
時東ぁみは実行犯役でした。
2012年『THE FINAL 新たなる希望』
香取慎吾は警部だが事件を引き起こす役でした。
『スペシャル版以降の主要人物』
- 内田有紀！
- 筧利夫！
- 真矢みき
- 小泉孝太郎！
- 小栗旬！
- ムロツヨシ！
- 松重豊
小泉今日子
小泉今日子はかなりのキーパーソンで猟奇殺人事件の犯人役。
『THE MOVIE』の『1・2・3』と出ていて、その不気味さはピカイチでしたね。
あ～もう切りがないので、この位にしときます(笑)。
当時無名でも今現在、大活躍の方たちが大勢いますね♫
ちなみに！を付けてる人たちは自分的に『あれ～出演してたんだ！』って人たちですW。
コロナ対策で自宅で一気に見てみよう♫と思ってる方はどこで出てくるかチェックしてみるのも一興かもしれません(笑)
尚、この『踊る大捜査線』シリーズで深津絵里は以下の賞を受賞しています。
《1998年、『踊る大捜査線 THE MOVIE』》
- 第22回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞
《2003年、『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ』》
- 第27回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞
- 第28回報知映画賞 助演女優賞
1997年ドラマ『踊る大捜査線』以降の深津絵里
『踊る大捜査線』はドラマ・映画ともに大ヒットし15年もの長い間、作品のシリーズ化と供に出演者も成長していき『ビッグ』になっていきました。深津絵里もその一人です。
それでは深津絵里の1997年以降で『踊る大捜査線』シリーズ以外のドラマ出演を見てみましょう。
《1997年(24歳)『踊る大捜査線』『歳末特別警戒スペシャル』以外》
ドラマ2本、舞台1。
- ドラマ『薔薇の殺意～虚無への供物』8月13日～8月19日・NHK
- ドラマ『成田離婚』10月15日～12月17日・フジTV
- 舞台『キル』
《1998年(25歳)、『THE MOVIE 湾岸史上最悪の3日間』『湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』『秋の犯罪撲滅スペシャル』以外》
ドラマ2本。
- ドラマ『大河ドラマ 徳川慶喜』NHK 天璋院(篤姫)役
- ドラマ『きらきらひかる』1月13日～3月17日・フジTV 主演
※この年は上記通り『踊る大捜査線 THE MOVIE』で第22回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞を受賞しています。
《1999年(26歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ2本。舞台1。
- ドラマ『きらきらひかる2 スペシャル』4月23日・フジTV 主演
- ドラマ『彼女たちの時代』7月7日～9月22日・フジTV 主演
- 舞台『半神』
※ドラマ『彼女たちの時代』で第22回『ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞』受賞
《2000年(27歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ1本。映画1本。舞台1。
- ドラマ『天気予報の恋人』4月10日～6月16日・フジTV
- 映画『スペーストラベラーズ』
- 舞台『農業少女』
佐藤浩市、稲森いずみとの共演でした。
※ドラマ『天気予報の恋人』で第25回『ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞』受賞
稲森いずみの記事はこちら↴
《2001年(28歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ3本。舞台1。
- ドラマ『恋は余計なお世話 なに怒ってんの深津ちゃん、しのぶ全然わかんないスペシャル』1月2日フジTV
- ドラマ『カバチタレ！』1月11日～3月22日フジTV 常盤貴子とW主演
- ドラマ『忠臣蔵1/47』12月28日フジTV
- 舞台『贋作・桜の森の満開の下』新国立劇場公演
『悪魔のKISS』で共演した常盤貴子と再び共演した『カバチタレ』。
二人共、有名女優になってからの共演です♫。二人の掛け合いがとても人気でした♫
実は篠原涼子も婦人警官の役で出ており、行政書士役の深津絵里とのカラミも面白かったW
※ドラマ『カバチタレ！』で第28回『ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞』受賞
《2002年(29歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ2本。
- ドラマ『恋ノチカラ』1月10日～3月21日フジTV主演
- ドラマ『空から降る一億の星』4月15日～6月25日フジTV
※ドラマ『恋ノチカラ』で第32回『ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞』受賞
《2003年(30歳)、『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ』以外》
ドラマ2本。映画1本。
- ドラマ『末っ子長男姉三人』10月12日～12月21日TBS主演
- ドラマ『川、いつか海へ6つの愛の物語』12月12日・26日NHK主演
- 映画『阿修羅のごとく』
※映画『阿修羅のごとく』で第27回『日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞』受賞
第28回『報知映画賞 助演女優賞』受賞
※また、この年は上記通り『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ』で
第27回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞 受賞
第28回報知映画賞 助演女優賞 受賞
《2004年(31歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
舞台2。
- 舞台『カメレオンズリップ』
- 舞台『走れメロス～少女の唇からはダイナマイト！～』
《2005年(32歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ1本。
- ドラマ『スローダンス』7月4日～9月12日フジTV主演
《2006年(33歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ1本。映画1本。舞台1。
- ドラマ『西遊記』1月9日～3月20日フジTV 三蔵法師役
- 映画『博士の愛した数式』
- 舞台『あわれ彼女は娼婦』
※映画『博士の愛した数式』で第16回日本映画批評家大賞 主演女優賞 受賞
《2007年(34歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
映画1本。
- 映画『西遊記』三蔵法師役
《2008年(35歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ2本。映画1本。舞台1。
- ドラマ『CHANGE』5月12日～7月14日フジTV
- ドラマ『the波乗りレストラン-第33話』11月9日・日テレ
- 映画『ザ・マジックアワー』
- 舞台『春琴』
※舞台『春琴』で『第43回紀伊国屋演劇賞 個人賞 』受賞
《2009年(36歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ1本。映画2本。舞台1。
- ドラマ『松本清張生誕100年記念・駅路』4月11日フジTV
- 映画『ホノカアボーイ』
- 映画『女の子ものがたり』主演
- 舞台『春琴』2月 イギリス・ロンドン『バービカン・センター』公演
- 舞台『春琴』3月
《2010年(37歳)、『踊る大捜査線THE MOVIE3ヤツらを解放せよ！』以外》
映画1本。舞台1。
- 映画『悪人』
- 舞台『春琴』12月17日～19日台湾 [國家戲劇院]公演
※映画『悪人』で
- 第34回モントリオール世界映画祭 女優賞
- 第34回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞
- 第35回報知映画賞 主演女優賞
- 第23回日刊スポーツ映画大賞 主演女優賞
《2011年(38歳)、『踊る大捜査線』シリーズ無し》
ドラマ1本。映画1本。舞台1。
- ドラマ『ステキな隠し撮り～完全無欠のコンシェルジュ～』11月5日フジTV主演
- 映画『ステキな金縛り』主演
- 舞台『ベッジ・パードン』三谷幸喜作・演出
※映画『ステキな金縛り』で第35回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞
《2012年(39歳)、『踊る大捜査線THE LAST TV』『THE FINAL 新たなる希望』以外》
舞台2。
- 舞台『ガラスの動物園』
- 舞台『エッグ』
※2012年で『踊る大捜査線』シリーズは完結いたしました。
《2013年(40歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
出演なし。
《2014年(41歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
映画『寄生獣』のみ出演。
《2015年(42歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
映画2本。
- 映画『寄生獣・完結編』
- 映画『岸辺の旅』主演
※映画『岸辺の旅』で第30回高崎映画祭主演女優賞
また、『寄生獣・完結編』も含めて第89回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞
《2016年(43歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
映画1舞台1。
- 映画『永い言い訳』
- 舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』主演（2月29日～3月6日梅田芸術劇場・3月10日～3月27日渋谷BUNKAMURAシアターコクーン）
《2017年(44歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
映画『サバイバルファミリー』のみ出演。
《2018年(45歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
舞台『贋作 桜の森の満開の下』夜長姫役NODA・MAP第22回公演のみ出演。
《2019年(46歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
出演無し。
《2020年(47歳)『踊る大捜査線』シリーズ無し》
7月現在まで出演はドラマ1本。
- ドラマ『最後のオンナ』1月6日TV東京。
以上、2020年7月現在から若い頃までの深津絵里の女優遍歴を一気に見て参りました。
1999年からは4年連続でテレビドラマの賞である『ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞』を受賞しており、
映画の方でも『日本アカデミー賞』他ホントに数多くの女優賞を獲得。
特に
- 2003年『阿修羅のごとく』での『日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞』受賞
- 2010年『悪人』での『日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞』受賞
といった『日本アカデミー賞』の『最優秀助演女優賞』/『最優秀主演女優賞』の2冠受賞は
桃井かおり・大竹しのぶ・小柳ルミ子・倍賞美津子・原田美枝子・和久井映見・樹木希林に次ぐ史上8人目の快挙です！
正しく『華麗なる女優遍歴』といったところですね♫
深津絵里 ドラマ出ない噂あり!?
さて、深津絵里の『華麗なる女優遍歴』を年ごとに確認してきましたが、こうして振り返ってみると色々と気付かされることがあります。
過去を振り返り様々なことに気付かされる・・・歴史と同じですねW。
ここで、気付かされたことを以下に記してみます。
深津絵里はデビュー当初、アイドル路線も視野に入れた女優として売り出されました。
けれども、アイドル路線はイマイチぱっとせず(芸名をコロコロ変えたことも原因？W)。
しかし、3作目の映画で見事『日本アカデミー賞』と『ローマ国際映画賞』を受賞します。
しかもデビューしてから、わずか2年目の16歳の少女がですよ・・・。
業界内外に関わらず注目の的になり期待されていきます。
当然、女優業に力が入りますよねW。
そして、2つの映画の賞を受賞した翌年からTVドラマにも出演するようになりました。
やはり映画の受賞歴が影響あったことと思います。
ドラマに出始めると女優としての素質・才能が認められたのでしょうか・・・年々ドラマの出演数が増えていってます。
今度はドラマのほうが忙しくなったのか映画の出演が無くなりました。
しばらくはドラマの方に専念してましたが、映画出演6作目の『(ハル)』で何と!4つの賞を受賞するといった快挙を成し遂げます。23歳の時です。
それまでに20本ものドラマに出演していた深津絵里でしたが、映画の方は6作品のみで輝かしい映画の賞を6つも獲得してるんですよ!
この時に映画に対する手応えを、しっかりと感じ取ったのではないでしょうか。
しかし翌年(1997年)、あの『踊る大捜査線』というドラマに出会ってしまった(笑)。24歳の時です。
このドラマによって、ますますドラマのオファーが増えていったんじゃないかと私は思ってます。
翌年には映画版『踊る大捜査線』も上映され大ヒット。深津絵里は『日本アカデミー賞優秀助演女優賞』を受賞していますが、相変わらずドラマ中心の出演となってしまった。
ただ、この頃から舞台の方をコンスタントに年に1作品毎出演し始めてるんですね。
一方、TVの方は『ザテレビジョン・ドラマ・アカデミー賞』を立て続けに4年間受賞し続けてます。
『テレビ』と『舞台』の”せめぎ合い”・・・深津絵里の奪い合い？みたいな感じですかね(笑)
でも『映画』にはこの間(1997年～2002年)1本しか出演してません。
ちなみに舞台は4作品。ドラマは12本。
ますます『映画』と引き離される深津絵里・・・でも障害が大きければ大きいほど思いは募っていく・・・まるで恋愛ストーリーのようですがW・・・似たような思いを抱いても不思議ではありません。
そして2003年、30歳の深津絵里に、またまた『踊る大捜査線』が現れますW。
今度は映画という姿の『踊る大捜査線』がW。
で、またまた『日本アカデミー賞』と『報知映画賞』の2つの賞を獲得。
同じ2003年にもう1本『阿修羅のごとく』といった映画に出演。
で、こちらも『日本アカデミー賞』と『報知映画賞』の2つの賞を獲得。
しかし『踊る～』での日本アカデミー賞は『”優秀”助演女優賞』
『阿修羅～』での日本アカデミー賞は『”最優秀”助演女優賞』
『踊る大捜査線』といった作品の力を借りずとも、それ以上の評価を得ることが出来たわけですね。
今度こそ『映画』の出演が増えるのかと思いきや、翌年2004年(当時31歳)は何と！映画もドラマも一切出演しないで舞台2作品と取り組んでいました。
で、そのまた翌年2005年には映画も舞台もやらずに、ドラマを1本だけ・・・深津絵里はドラマと舞台に思わせぶりな出演(？W)をしますが、相変わらず映画には出ないままです。
不思議ですよね。
だって翌年2006年には『ドラマ』『映画』『舞台』と仲良く1本毎出演してますが、デビューから2006年までの出演本数を見てみると
- 『映画』・・・1988年～2006年＝19年間で9本の出演
- 『舞台』・・・1997年～2006年＝10年間で7本の出演
- 『ドラマ』・・・1990年～2006年＝17年間で38本の出演
明らかに映画の出演本数が少ないんですね。
でも30代の深津絵里を見てみると・・・
2003年(30歳)~2012年(39歳)
ドラマ9 映画11 舞台9
2010年度には『悪人』で『日本アカデミー賞”最優秀”主演女優賞』を獲得しています。
映画の出演数が一番多くなりました。でも突出してるわけでなく『ドラマ』『映画』『舞台』とバランス良く出演していたことがわかりますね。
しかし、またも突然！40歳となった2013年には『ドラマ』『映画』『舞台』一切出演しておりません。
前年の2012年は『踊る大捜査線』が『ドラマ』『映画』ともにラストを迎えた年。
そういえば2003年『踊る大捜査線MOBIE2』の翌年も舞台2作品のみと『ドラマ』『映画』には出演していませんでした。
『踊る大捜査線』と何か関係があるのでは？・・・
また40代の深津絵里を見てみると・・・
2013年(40歳)～2020年現在（47歳)
ドラマ1 映画5 舞台2
しかも、ドラマの1本は今年のものであって、2012年から昨年までの8年間はドラマに一切出ていなかったんですよ!
これも突然すぎますよね。
深津絵里がドラマに出ないと噂になるのも当然です。
又、2017年は映画1、2018年は舞台1で、2019年は出演一切なし
ということで、『深津絵里引退か？』『干されたの？』とザワザワしていましたが今年のドラマの出演で、どうやらそれも無さそうです。
今は新型コロナウイルスの影響で、『舞台』はもちろん『映画』も『ドラマ』も業界自体が立ち行かなくなっているため如何ともし難いのですが、コロナ終息後の深津絵里のお目見えは『ドラマ』?『映画』?『舞台』?気になるところです。
